makazekoikaze zenpen kosugi tengai

ISBN:

Published: April 27th 2014

Kindle Edition

128 pages


Description

makazekoikaze zenpen  by  kosugi tengai

makazekoikaze zenpen by kosugi tengai
April 27th 2014 | Kindle Edition | PDF, EPUB, FB2, DjVu, audiobook, mp3, RTF | 128 pages | ISBN: | 3.29 Mb

明治36年読売新聞に連載され一世を風靡した小説、「魔風戀風」の春陽堂初版単行本をルビもふくめてテキスト化。主人公は帝国女子学院の学生萩原初野。自転車で通学する彼女にふりかかった不運とは...総ルビで読みやすくなっています。----- 鈴(ベル)の音(おと)高(たか)く、見(あら)はれたのはすらりとした肩(かた)の滑(すべ)り、デードン色の自轉車(じてんしや)に海老(えび)茶(ちや)の袴(はかま)、髪(かみ)は結流(むすびなが)しにして、白(しろ)リボン清(きよ)く、着物(きもの)は矢絣(やがすり)の風通(ふうつう)、袖(そで)長(なが)ければ風(かぜ)に靡(なび)いて、色美(いろうつく)しく品高(ひんたか)き十八九の令嬢(れいじやう)である。----- 看護婦(かんごふ)は椅子(いす)に背中(せなか)を擦(こす)りながら、「爾(さ)うですねえ、親(した)しいお方(かた)で、それで、顏(かほ)を見(み)られるが體裁(きまり)が惡(わる)いとか云(い)ふ……。」と意味(いみ)有(あ)り氣(げ)に笑顏(えがほ)を作(つく)る。 此方(こちら)の二人(ふたり)は一時(じ)に眼(め)を睜(みは)つたが、其(そ)の中(なか)にも絹子(きぬこ)は莞爾(にッこり)して、「爾(さ)うだ、解(わか)つた、男兒(をとこ)だよ。必然(きッと)戀(ラブ)してる男(ひと)なんだよ……。」=====目



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